仙台市の同級生の店「麺屋こぶし」

IMG_04866年間仙台市でラーメン屋「麺屋こぶし」を営業してきた、高校の同級生の鳥田君が先月末で店を閉店しました。とても繁盛店なのに閉店したんです。

麺屋こぶし http://ameblo.jp/menya-kobushi/entry-11963377547.html

辞めた経緯は色々あると思うのですが、「人間らしい生活をしたい」というのが一番大きな理由でした。先日電話でこの言葉を聞いた瞬間、笑ってしまったけど、とても理解出来る言葉でもありました。

今から8~9年位前かな?彼は東京の一流企業で働いていたにも関わらず、本人ラーメン屋をしたいと話ありました。僕は「キツイから進めないよ!」と当時は話しました。一流企業からリスクある自営業ましてや畑違いのラーメン屋に転職する事はないだろうと思っていたんですが、後に会社を辞め、つけ麺屋さんで働いてた頃もあったのですが、やはり会社員に戻り、前職とは違う企業へ就職しました。後に転勤先の仙台市内で、再びラーメン熱が再発し、ラーメン屋を始めたのが、6年前。ラーメン屋を始めてから、彼から「ラーメン屋キツ過ぎるじゃないか」と「だから進めないと言ったじゃないか」と会話した事ありますが、彼も徳島ラーメンを食べて育ち、ラーメンが大好きなので、深くのめり込み努力して、彼も持っているセンスで、繁盛店になったんだと思います。

彼の言葉「人間らしい生活をしたい」に理解したのは、ラーメン屋という仕事は、長時間立ちっぱなし&神経張りつめ&重労働で、しかもプライベートはともかく、ゆっくり食事や風呂の時間はなく、時間を取ろうとすれば、限られた睡眠時間を削るしかないという、余りにも犠牲にするものが多く、割に合わない職業です。(プライベートは諦め&睡眠はあの世でいくらでも出来ると自分に言い聞かすしかないです)よってラーメン業を始める人は多くいても辞める人も多いというのは実状だと思います。だからラーメン店主は長生きは出来ないよと師匠から話を聞いた事ありますが、自身ラーメン屋をして実感しました。

ラーメン屋は他料理屋さんと違い、ラーメンという1杯の料理で勝負する為、期待して来店頂くお客様へ応えなければいけないというプレッシャーが常に重圧としてあります。ラーメン店主はホント真面目な人でないと無理です!でも真面目過ぎても精神的に病んでしまいます。彼の場合は、精神的にも身体的にも疲労が積り続けていくので、今回閉店という手段をとったんでしょう。

今は心身ともに楽になってる様で、近いうちに自身飲食関係の店をopenする予定で準備しているみたいです。ラーメン屋とは違い、今度の店は心身ゆったり落ち着いて営業できる店にすると思います。彼はポイントをキチンとついて商品化につなげるセンスはある奴なんで、次始める店もお客様を楽しませてくれる店としてうまくいってくれると期待してます。

実は、当店の定番メニュー、魚介ラーメン(カツオ&煮干し)や冬季限定味噌ラーメンや汁なしまぜそば限定ラーメンは実は、彼が提案してくれて始めたものなんです。

先日、仙台から荷物届きました。最近、当店のラーメンを来年味を変化させる事を考えていて、以前仙台から送ってくれた食材が気になり、電話したら、「ラーメン屋辞めたからあげるよ」と送ってくれた食材なんです。届いてすぐに、スタッフに別容器へ移してとお願いしたんですが、「これ何ですか?」「さぁ?」「味噌?」「臭いヨ」という会話が聞こえてきた。今まで存在知らなかった隠し味役割をしてくれる食材。もし当店のラーメンに合うかどうか未だわかんないけど、これから研究していきます。

 

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